【7月】今月の花手水①
2021年7月7日
小暑の候、色とりどりの七夕飾りが風にゆれる季節となりました。残念ながらお天気に恵まれそうにありませんが、今夜は美しい天の川を眺めることができるでしょうか。
さて、今月前半の手水舎 / 花手水をご紹介いたします。
◆隅田の花火 (スミダノハナビ) / 紫陽花 (アジサイ)◆
花言葉:辛抱強い愛、クールな美しさ
前回にひき続き紫陽花をあしらっておりますが、こちらは『隅田の花火』という品種のガクアジサイになります。夜空に打ち上げられた花火のような見た目から名付けられたお花です。八重の印象的な装飾花の中心に咲く小さなお花は、夜空に広がる無数の星のようで、七夕らしいロマンチックな花手水です。また七夕に雨が降ると、織姫と彦星は会えなくなると云われており、まるで二人が流す涙のようであることから「催涙雨 (さいるいう)」と呼ばています。
可憐な紫陽花に、美しい立ち姿のアガパンサスを添えた、涼感ある花手水をお楽しみください。
今月の手水舎では、毎月の花手水に加え、境内のお花もご紹介していければと思っております。不定期でお花を入れ替えておりますので、月中の変化もお楽しみください。
なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止対策により、柄杓の使用は中止しております。ご不便をお掛けいたしますが、ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
※時期やお花の状態により、花手水がない場合もございます。