【7月】今月の花手水
- 出雲大神宮 岡山

- 7月25日
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更新日:8月2日
2025年7月25日
大暑の候、夏越の大祓祭には多くの方々にご参列いただき、無事に執り納めることができました。早くも一年の折り返しとなり、後半も皆さまの無病息災をお祈り申し上げます。では暑さ極まる7月の花手水をご紹介いたします。
向日葵 -ヒマワリ-
花言葉:情熱、愛慕、崇拝、あなただけを見つめる
北アメリカなどが原産の、キク科・ヒマワリ属のお花です。鮮やかな黄色の大輪を咲かせるヒマワリは夏を代表するお花として、世界中で愛されています。
ヒマワリは北アメリカからヨーロッパへ、さらに中国に渡ったのち、1600年代に日本に伝わったとされており、当時は現在と異なる名前で呼ばれていました。それではヒマワリの別名をいくつかご紹介いたします。
1666年
丈菊 (じょうぎく)
てんがいくわ(天蓋花)
一名迎陽花 (げいようくわ)
日本最初の百科事典「訓蒙図彙 (きんもうずい) 」より
1694年
日向葵 (ひふがあふひ)
向日葵 (かうじつあふひ)
「花譜(かふ) 」より
1695年
日廻り (ひまわり)
「花壇地錦抄(ちきんしょう)」より
ヒマワリは中国名の「丈菊 (じょうぎく)」が日本での最初の名前とされており、その後さまざまな名前に変化したのち、太陽の動きに花がついて回るということから「日廻り (ひまわり) 」となり、1700年代に現在の「向日葵 (ひまわり) 」になったとされています。
ヒマワリは昔ながらの大輪の花だけでなく、小さく可憐な花を咲かせるものや観賞用だけでなく食用や油糧用なども含めるとその品種は100種以上とされており、長きに渡って親しまれています。
鮮やかなヒマワリに彩り豊かなヨーヨーを浮かべた、活気あふれる盛夏の花手水をお楽しみください。
今月の花手水では、毎月の花手水や境内のお花もご紹介していきます。また花手水は不定期で入れ替えておりますので、月中の変化もお楽しみください。
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