【4月】今月の花手水
- 出雲大神宮 岡山
- 1 日前
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2025年4月30日
春風心地よく、鯉のぼりが元気に泳ぐ季節が近づいてまいりました。
では今月の花手水をご紹介いたします。
菖蒲 -ショウブ-
花言葉:適合、勇気、嬉しい知らせ
端午の節句は「菖蒲(ショウブ)の節句」とも呼ばれ、花菖蒲を飾るだけでなく、お風呂に入れて菖蒲湯にするなど、鮮やかな青紫のお花を目にする機会が多い季節です。こどもの日に飾る「鎧」「兜」「鯉のぼり」とともに、古くから受け継がれており、菖蒲は邪気を祓う縁起の良い花とされ、お子さまの無病息災と健やかな成長を願う思いが込められています。
また端午の節句では、かしわ餅やちまき(茅巻き)を食べる風習も馴染み深いのではないでしょうか。
かしわ餅に使われる柏の葉は、新芽が出るまで古い葉が落ちない特性があり、家系が絶えない・子孫繁栄の縁起物とされています。ちまきは中国の故事に由来し、邪気を祓うとされる「楝樹(れんじゅ)の葉」で包んだものが起源となっています。日本では楝樹と同じ意味を持つ「笹や茅(ちがや)」の葉で巻かれています。
お飾りや食べ物など、さまざまな風習を持つ端午の節句は、現代では「こどもの日」となり、男の子の成長を祝う日として受け継がれています。
縁起物の菖蒲に鯉のぼりを添え、彩り豊かなお花が賑わう花手水とともに、お子さまの健やかな成長をお祝いする慶ばしい日をお迎えください。
今月の花手水では、毎月の花手水や境内のお花もご紹介していきます。また花手水は不定期で入れ替えておりますので、月中の変化もお楽しみください。
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